肥満症(メタボリックシンドローム)

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肥満症(メタボリックシンドローム)

肥満症(メタボリックシンドローム)とは

誰でも可能性があるものです
誰でも可能性があるものです

メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)は単体の疾患の名称ではありません。
ウエストの周囲が一定値を超えたうえで、高血糖や高血圧、脂質異常のうち2つが認められればメタボリックシンドロームと診断されます。
放置すると糖尿病やその合併症、脳や心臓の疾患のリスクが高まるので、意識的に改善していくことが重要です。

肥満症と合併する疾患について

注意すべきこと疾患

肥満症との合併症には以下のような疾患があります。

・心疾患
・糖尿病
・高血圧
・高脂血症(脂質異常症)
・脂肪肝
・高尿酸血症
・睡眠時無呼吸症候群
・生理不順
・逆流性食道炎
・うつ
・ガン

生命に関わる疾患も多く、生活上の問題にもなります。そのため、放置せず早めに対処しましょう。

メタボリックシンドロームの予防について

予防のために意識すべきこと

メタボリックシンドロームを予防するためには、次のことを意識すると良いでしょう。

①運動

急激な運動をいきなり行うよりは、無理のない範囲で有酸素運動や筋力トレーニングを取り入れて基礎代謝を上げるように意識しましょう。「なかなか継続できない」という人も多いので、まずストレッチやウォーキング、サイクリングなどを生活に取り入れて、続けていくことが重要です。

②食生活

毎日の食事に関して、以下の点に着目しましょう。

・栄養バランスを意識する
・取り過ぎを避け、腹八分目に
・甘いもの、間食を控える
・飲酒を控えめにする
・濃い味付けを避ける
・油物を減らす

上記を毎日の暮らしの中に定着させていくことが重要なので、できるだけ甘いものや油っぽいものを避け、味付けを薄めにしていくことに「慣れる」ように心がけましょう。

③その他

禁煙することや日々のストレスを減らすことも予防に繋がります。
ここまでに書いたすべてを急激に行うと多くの場合は継続が困難です。
そのため、無理なく少しずつ取り入れて、継続していくことを意識してください。

生活習慣の改善などのサポートを行います

生活習慣の改善などのサポートを行います

当院は患者様の状態やライフスタイルを踏まえて、長期的な健康と幸福を考えながらそれぞれの方に向き合っていきます。
注意事項を無理に押し付けるのではなく、無理なく生活習慣を改善していくためのサポートをしていますので、ぜひお気軽にご相談ください。