INTERVIEW

勤務医としての経験がきっかけ
腎臓内科を専門にすることで支えられる健康

院長

NORIHIRO TANAKA

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クリニックの特徴を教えて

interview 01

クリニックの特徴を教えて
ください

当院は、総合内科と腎臓内科を軸としています。様々な症状(内科系の病気)について診断・治療をできるところまで行うことで地域のかかりつけ医として幅広い診療を行っているだけでなく、腎臓疾患については患者様の将来を見据えたケアを意識しています。また、私のこれまでの経験を活かして、患者様に起こっているお身体の異変や病気を正確に見極めること、地域のクリニックでは珍しいCTを導入することによってより詳細な検査を当院で受けていただけるような環境が特徴です。

先生が腎臓内科を選ばれた

interview 02

先生が腎臓内科を選ばれた
理由をお聞かせください

元々、総合内科と救急対応をメインとしていました。ただ、私が働いた病院は当時腎臓内科がなく、総合内科が透析室も担当しており、そのきっかけで関わるようになりました。当時は私と上司が総合内科医としてやっていたので、理論と実践をしっかり身につけることができましたね。その後、身につけた理論と実践をもっと深めたいという思いから、腎臓内科に進みました。総合内科は、心臓や循環器、消化器のことに対応することが多いです。そのため自然と身についてくるものがあるのですが、透析などはかなり特殊なので深い専門性が求められます。

先生が感じておられる

interview 03

先生が感じておられる
「最近増えてきたお悩み」は
ありますか?

慢性腎不全は明らかに増えてきています。特に80代の多くの方は「ステージ3」までになっておられるというデータもあります。ただ、それは見過ごされてしまったり年齢のせいになってしまうこともあるので、なかなか判断が難しいところもあり専門的な地域やスキルを持った医師による診断が重要です。

患者様の幸せが何よりも大切
主治医としてできることに全力を注ぐ

先生が診療の際に心がけて

interview 04

先生が診療の際に心がけて
いることをお聞かせください

患者様それぞれの生活習慣やリズム、将来のことに寄り添った診察を考えるようにしています。患者様が抱えておられる疾患の治療を最優先するのではなく、患者様の日々の生活や人生観を尊重しながら患者様とコミュニケーションをとり、最終的に患者様の幸せにつながるような治療をしたいですね。そのためには、理論的なことばかりをお伝えするのではなく「私はこうなってほしくない」という気持ちをお伝えするようにしています。

治療や予防・早期発見に

interview 05

治療や予防・早期発見に
力を入れておられると
お聞きしました

当院では、皆様にとって「信頼できる主治医」でありたいという強い思いを持っています。そのため、現在発症している病気の診断・治療はもちろんのこと、今後起こりうる病気の早期発見に力を入れています。
ただ、患者様の状態によっては他院をご紹介することもありますが、その場合でも紹介すべきタイミングを熟知していますので、患者様にとって最適なタイミングでご紹介させていただきます。

当院のCT検査について

interview 06

当院のCT検査について
お聞かせください

当院は、16列CTを導入しています。ご高齢の患者様にとっては検査のたびに大きな病院に行くこと自体が負担になるため、地域のクリニックでCT検査ができれば患者様の負担が軽くなります。そういったことからも、開業時にはCT導入は当然のことでした。CT検査では、ガンの有無や肝硬変の程度などを視覚的に確認することが可能です。なお、画像は神戸大学放射線科の医師とダブルチェックを行うことで、より確実に検査をすることが可能となっています。

透析導入する人を減らしたい
患者様一人ひとりに向き合う姿勢を忘れない

生活習慣病の相談もできると

interview 07

生活習慣病の相談もできると
お聞きしました

そうですね、よくいただく声としては「薬を減らしたい」「飲み続けないといけないの?」と聞かれることがとても多い。服薬の意義や本来の意味を初診時にお伝えして、継続しやすい状況を作ってあげることが大切。多くの患者様が悩んでおられる病気だからこそ、患者様から疑問が出てから答えていると、「この先生は聞かないと答えてくれない」というイメージにつながるので、「こういうことは聞かれるだろうな」ということを想定して説明することで、患者様の安心や納得につながっていくことになります。

今後の展望をお聞かせ

interview 08

今後の展望をお聞かせ
ください

私としては、透析導入になる方を可能な限り減らしたいと考えています。透析をしなければならない方の多くは、高血圧や糖尿病の患者様です。ここでしっかりと治療の意義などを説明して腎疾患を食い止めていくことが重要です。地域の皆様の健康を支えることにつながり、少しでも患者様の明るい未来につながるようなケアをしたいですね。

HPをご覧の方にメッセージ

interview 09

HPをご覧の方にメッセージを
お願いします

私は、目の前の方とのご縁を大切にして、出会った方を健康にしたいと思っています。患者様一人ひとりとしっかり向き合い、全力で健康をお守りしたいです。医者の鉄則として「必ず疑え」ということがあります。「専門の先生が見てくれているから正しい」というと全てがそうではありませんので、あらゆる可能性を意識して診断・治療・検査に取り組みたいと考えています。どんなことでもお気軽にご相談いただき、一緒に健康な日々を手に入れましょう。皆様のお越しをお待ちしております。